お知らせ
株式投資サマーセミナー 質疑応答
2026年8月27日
2026年8月25日(火)に開催された名古屋証券取引所主催「株式投資サマーセミナー」において、会場からの質問2問に回答いたしました。内容は下記のとおりです。
【質問1】
公共セグメントとモビリティ・DXセグメントについて、それぞれ他社競合と比べたときの現在の立ち位置はどこにあるのでしょうか。また、それぞれ将来どの程度の伸びしろがあるとみていますか。
【回答】
公共セグメントについては、非常に高い占有率を持たせていただいております。測量関係のソフトウェアを開発・販売している競合他社としては1社のみとなります。競合と比較した際に当社の大きなアドバンテージとなる点は、計測機器などのハードウェアからソフトウェアまで、ワンストップで提供できるという部分です。この点は、お客様からも非常に大きな評価をいただいております。
伸びしろとしては、少子高齢化が進む中での社会インフラ維持にあたりシステムへの需要は増えると考えておりますが、大きく伸びるとはみておりません。ただ、しっかりと少しずつ伸びていく市場は顕在化していると考えております。
モビリティ・DXセグメントについては、自動運転関連の様々な会社がある中で、現在は群雄割拠の状態で、競合他社の中で2030年に向けてどこが頭抜けてくるかという状況です。その中で当社は、これまで国内で実施されてきた140近い自動運転の実証実験に関わっており、国内でもトップクラスのノウハウを保持しているという点が非常に大きな強みとなっております。
今後の伸びしろについては、爆発力を秘めている市場と判断をしております。このまま着実に案件の実績を増やし、安心・安全に運行できるサポートを展開していくことで、相応の伸びが期待できるとみております。
【質問2】
高精度な地図データを持っていることが貴社の強みだと考えますが、自動運転のソフトも自社で持っていれば、より強みになるのではないですか。
【回答】
地図データに関しては、全国各地のデータを保有しております。これまでの実績としては、日本国内全国の高速道路3万キロのデータを約2年かけて取得し、地図データを作成いたしました。現在は、非常に精度の高い地図データを正確に、かつ工数を短縮しながら開発できるような状況になってきております。
自動運転関係のソフトウェア開発に関しては、現在採用している「Autoware(オートウエア)」というオープンソースの自動運転プラットフォームを使っているうえ、目的に応じてカスタマイズして開発・制御をかける方法を実際に行っております。今後、人財を投入するなどしてこうした開発をしっかりと実施できる体制を強化していきたいと考えております。
地図データを作成している会社も多数ありますが、競合というよりは、お互いが持っているデータの強みを組み合わせ、協調しながら目的に応じてお客様にお届けする環境を作ることが、自動運転の社会実装を行う上で大事になると判断しております。当然、他社との競争もありますが、協調すべき部分は協調しながら競争をし、安心・安全な自動運転の社会実装を実現していきたいと考えております。