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準天頂衛星「みちびき」

QZSR技術試験(歩行)

2011年7月 1日

昨晩QZSRの最新バージョンを利用した技術試験を行いました。QZS Prove Toolも現在改良中の最新版を使い、前回は車載であったためあまり出来なかった、新機能の動作確認も合わせて行う事が出来ました。
技術実証の内容は以下の通りです。
歩行による技術実証
場所:名古屋市北区大曽根周辺を約25分間、設定したルートを歩行
時間:19:00開始/20:30開始の2回実施
観測方法:ボードの上に2台のPDA+QZSRを設置し実施。
a:QZSRβⅡ改 mode01:GPS only
b:QZSR最新版 mode04:GPS+QZS+L1SAIF

結果は、m級の位置精度を実感とまではいきませんが(静止ではないので、仕方が無いです。)、かなりQZSの効果を実感できるものとなりました。商店街やマンションの建ち並ぶ通りなど、厳しいところをルートとして選んで行っているため、GPS単独で数十mズレてしまうような場所も多々あったのですが、QZSを利用する事でそのズレは数m〜1m程度に収まっており、特に「みちびき」が80°以上に配置された20:30からの計測では、歩道から大きく外れていない軌跡で計測されていました。

また今回静止の安定の仕方も見ていたのですがmode4のものは、測位可能になってから1分少々でDRMSが0.1を程度まで下がり測位の安定性もかなり良くなっているようです。(GPSのみのモノは衛星配置が悪かったためか、同じタイミングでDRMSは2.0以上あり、その後も落ち着かず結局1.0を切った時点で移動を開始しました)

今回は2回の計測とも、十分にマン・ナビに使えそうと感じる内容でしたが、さらに調整を進めていくとの事ですので、民間利用実証が再開が待ち遠しいです。