ATStationに同心円レチクル「バーム」を搭載したBAUMStation「バーム・ステーション」は円筒形・面・突起形状・見えない位置・たわみをノンプリズムで座標計測する新しい測量/計測技術。
BAUMStation【バーム・ステーション】の接眼部をのぞきこむと、そこには同心円の「バーム【BAUM】」が。
ATStationに同心円レチクル「バーム」を搭載し、Pocket(バームデータ収集のPDAアプリ)とともにこれまで簡単には計測できなかったさまざまなモノを測量・計測する、それが「BAUMStation」です。
バーム越しに見えてくる新しい計測/測量の世界をご紹介します。
同心円をガイドに円筒物の中心方向が視準でき・・・
中心点座標が計測/測量できます。
2点を計測すれば・・・
中心点同士を結ぶ「傾斜」が計測できます。
バームの同心円値を自分から見た電柱の直径にあわせる。(図では“6”。中心方向を視準したことになる。)すると数字上の電柱の直径は“12”となり、ノンプリズムレーザーの照射した電柱の表面から電柱内部に“6”(半径分)進んだ位置が電柱の中心とわかり、その3次元の取得や平面図への利用が可能となるのです。
煙突の傾斜・老朽化調査 地盤調査や建物建設時の「建ち計測」 信号機や街路灯・排水施設など都市空間にあるさまざまな設備
コンビナートや港湾・工業施設のパイプ・球体の維持管理やシミュレーション 植林・林業 水道・ガス管など普段は地中や建物に埋もれている物の施工やメンテナンス 円筒物製造過程での計測・点検
⇒角(かど)/接点の座標が測定できる
角(かど)や接点をバーム(同心円)内におさまるように測定すれば
レーザーの通過を気にせず3次元座標が得られます。
ビルやマンションなどの建物や道路構造物、橋脚など独立した構造物は世の中にたくさんあります。その形状を測定できるのがBAUMStationの「角(かど)/接点の推定です。
通常のノンプリズム観測では正確に角(かど)や接点をとらえているかが分かりづらい場合が多々ありますが、構造物の明らかな面部分にノンプリズムの中心を当て、目的の角(かど)や接点の位置がバーム(同心円)上のどの位置であるかを指示することで、角(かど)や接点の3次元座標を求めることを可能にします。

BAUMStation-Pocket(データ収集用コレクタ)には、より精密度を高める「串刺し面計測」とともに搭載予定です。
「串刺し面計測」:あらかじめ面上の3点を計測することで仮想の面を作り、角(かど)や接点を鉛直角と水平角による方向線で観測し、仮想の面との交点計算をする方法
⇒突起形状の測定/オフセット観測が効率的に行える
付け根”を視準し、突起物の先端をバームに当てれば
突起物の先端座標が得られます。
避雷針や、構造物のある突出部分を測定する際に有効です。
ノンプリズムで確実に視準できる”付け根”部分を視準し、突起部分の先端をバーム(同心円)に当てることでオフセット値として 座標を得ることができます。
突起部分だけでなく、例えば道路の歩道と車道の境目など、歩道縁石の面を視準し、道路との境部分の座標をオフセットで得るなど応用も可能です。


⇒振動などによるブレが計測できる
定点設置したBAUMStationから
振動等による対象のブレ・たわみが計測できます。
“鉄橋の上を電車が通過する・自動車が通る” 鉄橋が十分な強度を保持しているか?“天候によるワイヤーの揺れはどうか?”など建造物の保守には、“ブレ”・“たわみ”などの計測は不可欠です。
定点設置したBAUMStationで目的の検査場所を拡大視準し、バーム(同心円)値による数値計測が可能です。


⇒見えない位置の座標をわり出せる
同心円をガイドに円筒物の中心方向が視準でき・・・
中心点座標が計測/測量できます。
現況データ収集などでは建物の奥まった位置の座標を得たり、駐車した自動車の向こう側の座標を得たいケースは多くあります。
BAUMStationはピンポールや測量用のスタッフなど、”目盛り”の刻まれたものを2点観測することで、TSから隠れた位置の座標を収集することができます。


バームを使った計測プログラムを多数搭載したPDAアプリ「BAUMStation-Pocket」がついに登場。

1点計測:円筒形地物の中心/半径を求める
電柱や信号など円筒形地物の中心座標と円筒半径を1点計測で求められます。 バームの円ゲージの左右端を地物の両端に合わせるだけの簡単操作。


先端計測:尖塔形状の先端座標を求める
避雷針や鉄塔のフレームなど突起物の先端座標を求められます。傾きのある突起物の場合には2点指定で傾斜を求め、方向線上の 先端3次元座標を観測することができます。


中心軸計測:円筒形地物の中心/半径/傾斜を求める
電柱やパイプの進行など、中心点を連続して観測することで円筒形の中心3次元座標・半径・傾斜(進行方向)を簡単に求めることができます。


BAUM面計測:建物や構造物、看板などの角(かど)を求める
ビルの壁面や看板、法面など通常のノンプリズム観測ではレーザーが通過してしまいがちな角(かど)の座標を簡単に捉え、3次元の座標・表面積を得ることができます。


串刺し面計測:3次元面とTS角度観測の交差で形状を捉える
傾斜した面形状を簡単に捉えることができます。 3点の基準点観測から傾斜面を求め、形状構成点に向けて順次角度測定をしていきます。距離測定は使用しないため角(かど)観測でもレーザーの通過を気にする必要はありません。


延長点計測:隠れた位置を座標化する
TS位置から見えない建物の角(かど)や障害物に隠れた位置を距離が特定できる赤白ポールやスタッフなどを用いて座標化します。バームでポールの基準位置を捉え、次に傾斜方向と目的までの長さによって目的位置の座標が算出できます。


杭計測:基礎工事の杭打ち角度監視を低コストで
BAUMStation1台での杭打ち角度の監視が可能です。バームゲージは杭の中心を捉えるために使用します。














