本文へ

 

よくわかる測地成果2000

第5回 第1項

2010年7月29日

第1項 日本の面積は100万坪減少する?
 
 前回は、地積測量図の「座標づけ」についてお話をしました。今月は、その話を技術的に立ち入って進めていきたいと思います。まずは、測地成果2000の基準によれば、日本の面積が100万坪減少する、という「お遊び」の話から・・・。
測地成果2000の計画が実現すると、日本国土の面積は100万坪減少します。正確な面積を測定することに「命」をかけてきた土地家屋調査士の方々からすれば、びっくりする話であると思います。

05-01-1.jpg

 図に示すように、現在私達が使っている距離や面積は、平均海面上で表されます。土地の表面積は、平均海面上の面積に引き直されるのです。ところが、測地成果2000の基準面は、現行の平均海面から約35m下方の準拠楕円体面上となります。地球の半径を6370000mとすれば比例配分により、は次のように縮小され100万分の5.5短くなります。

6,370,000-35 0.9999945

6,370,000

面積は平方なのでその縮小率は,次の計算のように100万分の11減少して

0.9999945×0.9999945=0.999989

となり、現在の日本総面積は約37万k㎡なので測地成果2000の面積は,次の様に369996k㎡と4k㎡縮小します。

0.999989×370000=369996.0

4k㎡を坪数にすれば,120万坪になります。約100万坪の減少です。

» 第2項