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3分でわかるアイサンテクノロジー

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業績ハイライト

「正確な数値計算」一筋で40年、さらにこれからは本コア技術を、
時代が求める新たなビジネスモデルへと具現化していきます。

【平成27年3月期業績】

当連結会計年度におけるわが国の経済状況は、政府による経済政策や日本銀行による金融政策を背景に雇用情勢や企業収益の改善が見られ、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、平成26年4月の消費税率改定等の影響もあり、個人消費については本格的な回復には至らず、景気回復の遅れが見られました。

当社グループの主力市場であります測量・不動産登記に係る市場におきましては、マイクロソフトによるWindowsXPサポート終了に伴うパソコンの入れ替え需要は一段落しましたが、設備投資に係る税制優遇策の実施もあり、三次元計測機等新たな計測機を含めた測量機器を中心とした設備投資実施への流れが見られる状況となりました。また、ITS分野においては、自動走行運転技術の確立に向けた様々な実証実験が各方面で進められる中、当社が保有する技術やノウハウが高い関心を寄せられる状況となってまいりました

こうした状況の中で当社グループは、ライカジオシステムズ株式会社(以下、ライカ)の最新計測機器とを組み合わせたシステムソリューションを中心とした営業展開を進め、主力製品「Wingシリーズ」の最新バージョン「WingneoINFINITY Ver.5」の導入提案を進めてまいりました。また、政府が進める国土強靭化計画のもと全国自治体が実施する社会インフラの総点検事業は順調に進み、特に道路関係の点検業務に向けた高精度三次元システム(以下、MMS)利活用の有用性が評価された結果、当該業務に係る計測案件が増加するとともに、当社が内閣府より受託した「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討における衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査」業務を初めとして自動運転システムの実現を目指す産学官の各方面において、その実現に向けた実証実験が行われ、高精度三次元地図情報や当社が創業来培ってきた高精度に位置情報を求める演算技術の需要が加速度的に伸びてまいりました。

以上の結果、当連結会計年度における売上高は、MMSや最新の測量計測機器を組み合わせたシステムの販売が好調だったことに加え、高精度三次元地図に係る受託業務が好調に推移したことにより、2,825百万円(前年同期比26.8%増)となり、営業利益は高精度三次元地図に係る効率的な生産体制を整備したことに加え、全社的なコスト管理を徹底したことにより、281百万円(前年同期比55.5%増)となりました。また、当連結会計年度より繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、当連結会計年度において繰延税金資産を29百万円計上したことにより、当期純利益は221百万円(前年同期比41.4%増)となりました。

セグメント別においては、次の通りであります。
1,測地ソリューション事業
測地ソリューション事業におきましては、マイクロソフトによるWindowsXPサポート終了と合わせ、ハード機器の出荷は一段落しましたが、主力製品「Wingシリーズ」の現行製品である「Wingneo INFINITY」とライカの最新計測機器を組み合わせた、測量の観測業務をさらに効率化する「新しい三次元測量」をキーワードにしたソリューションの導入提案を継続して実施するとともに、当連結会計年度第3四半期からは最新バージョン「Wingneo INFINITY Ver.5」の販売に向けた先行導入提案を積極的に実施致しました。
以上の結果、測地ソリューション事業の売上高は1,636百万円(前年同期比0.9%減)、セグメント利益(営業利益)は402百万円(前年同期比3.5%減)となりました。
2,G空間ソリューション事業
G空間ソリューション事業におきましては、国土強靭化計画のもと全国自治体が実施する社会インフラの総点検事業の進捗により計測受注が増加すると共に、全国で開催しました「アイサンフェア2014」等の展示会においてMMS実機を展示する等、三次元計測に係る技術提案を進め、当社グループが保有する三次元計測技術の普及を図ってまいりました。また、ITS業界に向けては、国立大学法人 名古屋大学及び当社グループを中心とした自動運転技術の公道実証実験ワーキンググループである「アーバンドライブWG」を設立し、自動運転システム技術の確立に向けた様々な実証実験を産学官と連携して進めるとともに、内閣府より受託した「自動走行システムの実現に向けた諸課題とその解決の方向性に関する調査・検討における衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査」業務等、研究開発や実証実験等を積極的に実施してまいりました。
以上の結果、G空間ソリューション事業の売上高は1,145百万円(前年同期比118.1%増)となり、当セグメント利益(営業利益)は82百万円(前年同期比388.0%増)となりました。
3,その他
その他事業の売上高は43百万円(前年同期比16.0%減)となりましたが、当セグメント利益(営業損失)は▲0百万円(前年同期は11百万円の営業利益)となりました。

【平成28年3月期見通し】

平成28年3月期の見通しといたしましては、当社グループの主力市場であります測量・不動産登記に係る市場において、公共投資が引き続き堅調に推移すると予測され、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を見据えた首都圏を中心とする民間工事は増加傾向にありますが、建設業界を中心とした人手不足は、測量市場でも同様の傾向であり、引き続き予断の許さない状況といえます。

このような状況の中、当社グループにおきましては、当事業年度に実施しました経営組織の再構築をさらに有効なものとするべく修正を行い、成長市場への経営資源の選択と集中を進めてまいります。研究開発部門においては、研究開発投資による収益性を高めるべく取り組んでまいります。管理部門におきましては、様々な社内業務をITの利活用により生産性を高めるべく必要な設備投資を実施し、経営資源の効果的活用を実現する組織体を引き続き目指してまいります。

次期におけるセグメント別の見通しは以下の通りです。
測地ソリューション事業においては、主力製品「Wingneo INFINITY」とライカの最新計測機器を組み合わせ、お客様の業務をトータルにソリューションすることで、測量業務の効率化サポートする事業展開を進めてまいります。全国各地で測量・位置情報に関する最新ソリューションを各地域のお客様に紹介するフェアを開催し、最新ソリューションの成約を目指してまいります。G空間ソリューション事業においては、MMSを用いて作成される高精度三次元地図作成や準天頂衛星を利用し求める高精度位置情報の算出する当社技術が各方面で認知され、更に拡大すると見込まれる需要に対応すべくビジネスモデルの再構築を進めるとともに、前事業年度から研究を続けてまいりました三次元データを効率化するソフトウェアのリリースを目指してまいります。

以上より、次期の見通しといたしましては、売上高3,000百万円(当期比6.2%増)、営業利益285百万円(当期比1.1%増)、経常利益280百万円(当期比0.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益185百万円(当期比16.3%減)を予想しております。

業績・財務情報〜業績ハイライト〜(連結)

  第45期 単位
決算年月 平成27年3月  
売上高 2,825,071 千円
営業利益 281,860 千円
営業利益率 9.98 %
経常利益 279,521 千円
当期純利益 221,014 千円
1株当たり当期純利益 47.97
純資産 1,543,427 千円
1株当たり純資産額 334.09
自己資本比率 51.5 %
連結グループ在籍者数 104

業績・財務情報〜業績ハイライト〜(個別)

第42期 第43期 第44期 第45期 単位
決算年月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
売上高 1,565,693 1,900,896 2,227,248 2,825,071 千円
営業利益 26,704 62,154 175,013 264,739 千円
営業利益率 1.71 3.27 7.86 9.37 %
経常利益 48,055 54,263 169,319 261,888 千円
当期純利益
又は当期純損失
40,726 36,461 151,737 212,081 千円
1株当たり当期純利益
又は1株当たり当期純損失
8.84 7.91 32.94 46.03
資本金 520,840 520,840 520,840 520,840 千円
総資産 1,175,772 1,201,885 1,338,586 1,525,081 千円
1株当たり純資産額 255 260.88 290.55 331.03
1株あたり配当額 3.00 3.00 6.00 8.00
3月末株価終値 243 223 878 2,092
自己資本比率 51.83% 48.13% 48.50% 51.56% %
従業人数 73 73 77 80