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事業内容

アイサンテクノロジーは公共事業に関わる業種から「測量設計業」「建設業」と不動産登記に関わる「土地家屋調査士業」の皆様を主たるお客様としています。お客様へ「より正確な位置を求める解析技術」をご提案することを基本とし、各業種・各業務ごとに抱える様々なお困りごとに柔軟にお応えできる様々なソフトウェアやサービスを商品としてご提案しております。

お客様は測量設計業・建設業建設コンサルタント業の約55万社にのぼる市場。土地家屋調査士の有資格者は全国に約18,000人であり、不動産に関わる専門家の方々です。また、自動車業界・医療業界等新たな市場への展開を図っております。

○測量・測地系ソリューション

測量業・建設業・土地家屋調査士業などの業種に向け、最新の測量技術の利用、業務効率化、コスト圧縮を提案するアプリケーションの開発・販売を行っております。
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の地殻変動に伴い、日本全国は新たな測地系「測地成果2011」となりました。測地系は日本の国土を管理するための重要な基準です。この未曾有の大震災と地殻変動から2年以上が経過した現在、地方自治体で管理する公共基準点の座標や標高を補正する必要もあります。その作業効率化のための座標・標高を補正するソフトウエア「PatchJGD」が国土地理院より提供されていますが、一部地域ではその補正は適さず、一部基準点を改めて測量する「改測」が必要となります。

アイサンテクノロジーでは、「改測」が必要となった際に、当社独自のパラメータを作成し、その地域に適した補正計算を支援する画期的なソフトウエア「3D-BMB世界座標取得システム」を2012年11月に発売するとともに、主力製品「WingNeoINFINITY」のさらなる品質向上と機能強化を進めた最新バージョン「WingNeoINFINITY Ver.3」を2013年3月にリリースし、旧バージョンをご利用されるお客様に向けたバージョンアップのご提案を強力に推進するとともに、他社製品を使用されるお客様に向けて、全国各地でテクニカルセミナーを開催し、製品の導入に向けたご提案活動を進めております。

新バージョンでは、基本的な機能の操作性の向上、新技術への対応に加え、お客様のデータをGoogleのストレージへバックアップするサービスを開始しました。
今後も、日本の形を支えるエンジニアの皆様に、現場作業・オフィス作業・ネットワークすべてがつながる測量・測地系のトータルソリューションを提案してまいります。

○計測機器ソリューション事業

アイサンテクノロジーではソフトウエアのみをお客様へ供給するのではなく、計測機器をラインアップに加えることにより測量業務においてワンストップでお客様をサポートすることを目指し、ライカジオシステムズ株式会社とのアライアンスのもと、測量現場の観測作業の効率化を実現したノンプリズム光波測距儀「ATStation」を販売しております。同時にライカジオシステムズ製のモータドライブ測量機、GNSS測量機、高精度レーザースキャナを合わせて提案していくことで、お客様の幅広いニーズに対して、お応えすることが可能となりました。

また、「ATStation」やモータドライブ測量機はアイサンテクノロジーが開発し、販売している「PocketNeo」シリーズと接続することで野外での測量観測などの情報収集作業が格段に効率化することが可能となります。通常のデータコレクターとは異なり、観測データのみならず、測量現場での境界杭の情報・写真等を合わせて取得することができ、その情報は、WingNeoINFINITYとも連動させることが可能なります。
さらに2011年7月にリリースしました「BAUMStation」は従来計測に危険を伴っていた場所においてもプリズム等を設置して計測する等、困難を極めた災害復旧に係る観測作業において極めて高い安全性と作業効率を実現するとともに、従来は2台の測量機を用いて計測していた住宅建築の着工などで使われる基礎杭打ち作業も「BAUMStation」であれば1台での「建ち計測」を実現するなど、関係業界に向けた提案活動を展開しております。

○高精度3D空間情報ソリューション事業

当社グループは、三菱電機株式会社の開発したモービルマッピングシステム(MMS)を複数台保有し、幅広い業界において三次元空間情報事業の展開を積極的に行っております。MMSとは、車輛の上部に3台のGPSや360度カメラ、レーザースキャナ等を搭載し、20km〜80kmの速度で交通規制をかけることなく、高精度な3次元空間情報を計測できるものです。

特に三菱電機株式会社が開発したMMSは、高精度な空間データを取得できる世界最高峰のMMSとして評価が高く、国内では国土地理院の認定する公共測量として認可された実績を持っています。

当社グループは、三菱電機の正規代理店として、MMSの国内における販売事業をはじめ、MMSを使った計測サービスを積極的に推進し、また、MMSに関連したアプリケーションの開発と販売も進めております。

○ITSソリューション事業

現在、自動車メーカーでは、エコドライブ、自動運転走行の実現をめざし、研究活動を行っております。当社グループでは、この研究の推進を目的とし、保有するMMSにて三次元の高精度地図を提案しております。既に数社の自動車メーカーにて採用され、様々なデータを提供し、研究活動の推進を支援しております。また、更なる精度向上をめざし、準天頂衛星「みちびき」の配信データを用いる研究活動も行っております。

○手書き文字認証ビジネス

当社グループは、これまでの実績や研究成果を踏まえ、2011年度より医療分野における、メディカルソリューションをスタートさせました。現在、レセプトのオンライン化の原則化や東日本大震災を契機とした医療のクラウド化推進等に伴い、医療業界におけるIT化が急激に加速しております。

当社グループはこれまでに、国立大学法人東京農工大学による世界最高水準の「オンライン手書き認識」技術を利用した研究開発の成果としまして、電子カルテシステム「Dr.HandzPen」の製品化を2011年12に発表すると同時に発売を開始しました。
また、この手書き文字認識技術や、電子署名技術を利用した様々な医療文書向けソリューションの展開も開始しております。

 

○研究開発活動

当社グループでは、従来の研究開発活動に加え知財管理も含めた総合的な未来志向の研究開発を実施するため研究開発本部を設置いたしました。地理空間情報活用推進基本計画の推進に伴い様々な分野からの当社コア・テクノロジーである高精度位置情報のニーズが高まっており、従来の測量分野のみではなく多種の分野に技術展開できる様、研究開発及び製品開発に取り組んでまいりました。

準天頂衛星みちびき実証実験

いち早く準天頂衛星初号機「みちびき」利用実証に対応した「QZS-Prove Tool」は、準天頂衛星の利用拡大の先導役として高く評価されており、国土地理院電子国土賞を受賞いたしました。より高度な利用実証試験が実施可能な「QZS Prove Tool Ex」の販売を開始し、自動車業界をはじめとした様々な業界から多くの支持を得ております。また、今後の準天頂衛星システム実用化に向け、業界初の実用システム「QZSS杭探」のリリースに至っております。

WingNeoシリーズ

主力製品であるWingNeo INFINITYはユーザーよりの要望に対応すべくさらなる機能強化を進めると同時に、Google社との連携によるクラウド機能の追加をはじめと した、測量システムの新しい可能性を提示し、より測量業務の高度化、効率化を目指した製品開発を進めております。

ポータブル・システム

研究開発を主目的とした子会社エーティラボ株式会社では、測量業務向けタブレット・システムの基本モジュールの開発を実施しております。タブレット・スマートフォンの普及は測量業務における大きなパラダイムシフトと捉え、タブレットを最大限に活かすための専用ライブラリの開発を進めております。

移動式高精度3次元計測システム

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のイノベーション推進事業を利用した東京大学との共同研究の推進の他、MMS活用分野の多義化に対応すべく、データ処理ツールの研究開発を進めております。

空間情報の品質評価システム

統合型GISで利用される空間情報の品質評価システム「Indigo-i」をリリースしました。より高精度に、高速に品質評価を実施できるようにシステムの高度化を図ると伴に、DM(デジタル・マッピング)データに対応する事で、空間情報の作成段階からの品質評価を可能にしています。

電子カルテシステム

クリニック向けに電子カルテの機能を充実させるとともに、手書き認識能力の向上に努めました。さらに手書き機能を活用した問診票作成システム等の製品開発を行い医療分野向けシステムの充実を図りました。